小学校4年生の時に給食が食べれなくなった。
単に食事が食べれなくなるのではなく、精神的に体が受け付けない。
食べると出したくなるし、出したらどうしようと心配になるの繰り返し。
給食の時間になると、配られた後むずむずしてきて、戻しようになる。
食事が食べれない、
先生・・・と助けを求めたが先生はひたすら自分の分を早く食べ・・・
横にいたがかえって気持ち悪くなり・・・
戻したほうが楽だったのか。でもそれもできず。
3が月、4か月続いたか。
母が弁当を作ることになった。
毎日ジャガイモの煮物。
おなかが悪いと思ったのか、煮物が続く。
これにはさすがに学校も精神的なものかと気が付いたようで、
自立訓練法をやったらと言われたり、家族で旅行に行ったらといわれたらしく
急に大型の滑り台があるプールへ家族旅行に出た。
自立訓練法は別途に横になり、体の力を抜いて、右の手が暖かくなる、左の手が、右の足が・・・と次々に思ったところに神経を集中させ、自分を取りもどす訓練。
私が嫌だったのが、養護教諭の男の先生と二人きりの狭い部屋でこの訓練を行うこと。
慣れ親しんだ先生でもなく、悪いことをされるわけでもないのだが、こちらはブルマと半そでの体操着。
なんだか気持ちが悪い。
これを家で一か月やりなさいって、記録紙まで渡されて。
自分でできるわけがない。今まで何一つ習慣を身に着けることをしてこなかった
私にはまったく想像ができない。
案の定、先生と対面して成果を報告する日の午前中にこっそりトイレで記録紙を
書く毎日。
母は学校がしてくれていると全く関知せず。
旅行は、喧嘩ばかりの両親と、いつ機嫌が悪くなるか心配しながらのドライブ。
子どもでいるってほんとに大変と思い知るできごと。