ikitikaのブログ

毒親から自分を取り戻すまでの記録

アダルトチルドレン 私の居場所がないことに気が付く

毒親だった母が亡くなって1年、

 

家を建てたくなっていた。

幸いなことにこのコロナでも仕事があり、収入も変わらないので立てようと思えば立てられる?

でも、本当に欲しいのは新しい家ではない。

きっとそこも住んでいくうちに自分の居場所ではなくなる、

すでに想像しただけでそうなっている。

本当の問題は「自分がこれでいいと思う自分がいない」

ということ。

俗にいう自分がない

ほっとできる場所がないというのは本当につらいこと。

親がいないからではなく、(親はいてくれなくて結構)

自分がこれでいいと思える自分、ほんとに困ったときに雨宿りさせてくれる場所が

ないというのが本当につらい。。。

それが現実的になると家を建てたいということになるのではないか。

安心安全な環境、失敗してもいい、みんなでほかほかご飯を食べた経験、

自分のままでいていい、自分で選べる、

まずは自分がしたいことや自分がという気持ちを心にたくさんもって

人と関わる、小学生の時にはそういった自分勝手な子ども同士がぶつかってやっと

ほかのひとをひ認知していく。

私はどうだった?

もう、あの子はああいう性格だから近寄らない、

喧嘩になりそうになったら逃げる、なだめる、引く

などなど争いはないけどすでに自分がなかった。

そして、家よりも外のほうが何十倍も楽だった。

母の面倒を見ること、機嫌を取ることが私の人生だと思っていた。

そしてそうしてしか生きてくすべがなかった。

かなしい。

ほんとに悲しい子供の物語。

 

そして親のために生きた子供はアダルトチルドレンを抱えたまま

大きくなって社会の荒波で船がバラバラになって沈没する。

でも希望もある。

素直な性格のアダルトチルドレンはいい人に当たれば伸びる。

いい社会に行けば安定した人生を送れる。(今の環境に来てからかなりの嵐がなくなった)

自分がアダルトチルドレンであることを気に病まず、普通の生活をしていくことが

最終的な目標。(普通の生活というところがすでにこちらが普通ではないことを示唆しているが)

人のことばかりに一生懸命になって燃えつきるから気を付けて。

自然に触れて、悩んだら歩く、自分が好きなことをする、下手でもいい。

 

私は治る気がしなくなってきた。

治らなくていいのかもしれない。

人生が楽しく、迷惑をかけず、子どもが自分の人生を取り戻すことができる

その環境があるだけでいい気がする。

もっとすごいことをしないといけない、~しないといけない、

ずっとそう思ってきたけど、今の生活を続ける、だったらめちゃ低いハードル。

とっても気持ち的にも楽。

それでいいのかもしれない。

あ、自分の居場所がない件については

また勉強していく。

辛くなった時の居場所を作りたい。心の実家💖